お知らせ

年長さんが植えた大根が顔出しています。土から顔を出しただいこんを見ているからか「大根抜きがしたい」が口癖の５歳児。「園長先生大根いつほるの？」「そうだねえ～、雪の下に置くと大根があま～くなるんだって。」「じゃだいこんさんにもうちょっとまってっていわないとね。」「来年は雪がふるといいね。」

最近のブームになっている大根抜きをしたところ・・・抜く子は手を真っ赤にしながら力一杯引っ張って、抜かれる子も手を真っ赤にしながらぐっと踏ん張って‼　　遊びの中で力だけでは勝てないことを学びました。

「手が真っ赤になったよ！」「頑張った証拠だね」

１回目が終わったらチームに分かれて作戦会議です。作戦がばれないようにコソコソ会議のチームも。

「どうしたら早く寝けるようになるかな？」「１人より何人かで引っ張った方が早く抜けるよね」

友達と気持ちを合わせて「せ～の」と同じタイミングで引っ張ることが大切だということに気付いたようです。

この楽しい大根抜きの遊びが待望の本物大根掘りにつながるといいです。

４歳児は来年春から、年長さんになるので新しいお友だちを迎える準備として玄関に置く恒例のチューリップ植えをしました。まずは球根の植え方の話を真剣に聞きいてくれました。

「可愛いお花さかせてね」などと声をかけながら優しく土のお布団をかけました。

みんなで力を合わせてフェンスのところまで「よいしょ！よいしょ１」と運んでくれました。

その後、昨年５歳児が植えたチューリップの球根を丁寧に集めてくれたものを花壇に植えたお話をしました。

「このままだとチューリップが植えてあることがわからないよね？どうしょうか？」と投げかけると「小さいお友だちに教えてあげる。」「チューリップの絵を描いてはるといいと思います」などたくさんの意見が出てきました。そして、チューリップの看板を作ってくれることになりました。今の年長さんがよく野菜や花壇の花の名前を調べて看板を作ってくれていたのを見ていて、ちゃんと年長さんからの受け継がれているだなと嬉しくなりました。

もうすぐ長い休みに入り、新しい年を迎えます。

ビオトープのザリガニさんやドジョウさん、さかなさんに「また来年までさようなら」

なのはなこども園のお友だちもお家の人も生き物もお花もみんなみんないい年になりますように。

冬の晴れた日の一コマでした。